喜べば喜びごとが喜んで喜び集めて喜びに来る

いくらまるの喜び探しブログ

📖 親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神 その1

🌸花咲かおばさん🌸のいくらまる (id:ikuramaru) です。

産土(うぶすな)の神についての本を見つけました。

なんと、kindleアンリミテッドで読めるので、30日以内なら無料で読めます。

日本人なら知っておくべき産土の神について、小学生でも読めるように書かれた本です。

これは絶対おすすめです。

長くなってしまったので、2回に分けてお届けします。

本のタイトル:親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神 

神道初めの基礎知識 新道は運命を開く道

本を書いたのはどんな人?:昌原 容成さん

 昌 原 容 成( あけ はら・ようせい)さん

1949(昭和 24) 年 生まれ。

トランス ペース 研究所・代表。

長く技術文書の翻訳に従事し、日本語と英語の違いに悩んだ末に「日本語 アップダウン構造」を発見。

日垣宮主師に師事し て神道・神祀りを行じている。

どんなことが書いてあるの?

神道は、日本人の心の中に生きています。

日本人の心は、世界に誇れる素晴らしさを備そなえています。

・・・

その神道を、これから親子ともども学ぶことにいたしましょう。

・・・

神道を学び始める切っ掛けは、あなたの一番身近にあるのです。

あなたの一番身近にあるのは、あなた自身です。

そして、あなたのお父さん、お母さんです。

そこで、 あなた自身と、お父さん、お母さんのことから学び始めるのが、一番確かに神道を学ぶことになります。

 神道の基本は自分と父と母のようです。

親子で学べるように、やさしい言葉で書かれているので、読みやすいです。

 

本の目次

第一章 お母さんが大好きの秘密

第二章 お父さんと精せいと姓せい

第三章 産土の神のはたらき

第四章 父母産土の恵みを深める

みなさんに知ってもらいたいこと厳選5つ!

同じものは同じものが好き

お母さんからもらったもの・・・体(たい)からだそのもの。

お父さんからもらったもの・・・精(せい)霊魂ではないが、目に見えないもの。男親から伝えられるもの 姓名の「姓」の流れになるもの。

同じものは同じものが好き

類は友を呼ぶ

だから、同じものを持つ父が好き、母が好きになる。

 息子も母である私が大好きです。

保育園時代は私がいないとぜんぜんダメで、何かの用事で、母(息子にとっては祖母)に預けようとしても、すぐ、「ママー、ママー」って泣くからと、預かってもらえませんでした。

男の子は特に、母親が好きな人が多いと思います。

「マザコン」って言葉は女の人には、なかなか使わないですよね。

 

「精せい」をもらって「姓せい」につながるのは、なるほどーと思いました。

 

先祖と子孫とのつながり 

一代前=父母

二代前=祖父母

三代前=曾祖父母(そうそふぼ)

四代前=高祖父母(こうそふぼ)

それ以上前は表現する決まった呼び名はないが、祝詞などでは

遠つ御祖(とおつおみや)、代々の祖たち(よよのおみやたち)という。

 

一代後=子(し・こ)

二代後=孫(そん・まご)

三代後=曾孫(そうそん・ひまご)

四代後=玄孫(げんそん)

五代後=来孫(らいそん)

六代後=昆孫(こんそん)

七代後=仍孫(じょうそん)

八代後=雲孫(うんそん)

 あなたは高祖父母の名前知っていますか?

私は最近まで全然知りませんでした。

ジブン手帳の別冊LIFEの中に、FAMILYTREEというのがあって、祖父母から孫まで書けます。

3年くらいずっと未記入だったのを、今年の正月に、母に教えてもらって書きました。

そのとき、高祖父母の名前を聞きました。

 

こういう先祖のつながりで思い出すのが、相田みつをさんの詩です。

 

自分の番 いのちのバトン

父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうしてかぞえてゆくと
十代前で 千二十四人
二十代前では ――?
なんと百万人を越すんです

過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いま ここに
自分の番を生きている
それが
あなたのいのちです
それがわたしの
いのちです

みつを

 

f:id:ikuramaru:20190218225342j:plain

この詩は、小中学生のころ、姉が相田みつをさんの詩集を持っていたので、読みました。

読んだとき、とても感動したのを覚えています。

私には100万人の応援団がいるんですよ。

しかもリレーですから、今走っているわけです。

100万人の思いを乗せて。

「これは、精いっぱい走らねばならない、生きてゆかねばならない」と思いました。

「私は次のバトンを渡せるだろうか?」なんて考えましたが、無事に二人(娘、息子)に渡すことができました。

私は100歳以上、元気に生きて、孫、ひ孫ぐらいまで見てみたいのですが、子ども二人には結婚願望がなく、その夢はどうなることやら。

こればっかりは授かりものですから神のみぞ知るですね。

 

氏神様とは?

「精」の繋がりが「姓」の繋がりとなって流れていくのです が、この「精」の流れを守護なさる神さまがいらっしゃり、その神さまを「氏神」さまと申し上げます。

氏神さまは、産土の神さまとは異なる神さまです。

神様と人間をつなぐ同じもの「直日(なおひ)

この直日は、神さまがご自分の光を分けて人間に下さったもの、つまり神そのものなの です。

あなたは「体たい」を持っているので、お母さんとつながることができます。

あなたは「精せい」を持っているので、お父さんとつながることができます。

あなたは「直日なおひ」を持っているので、神さまとつながることができ ます。  

「同じものは、同じものが大好きである」ので、あなたも神さまが大好きなはずですね。

 自分の中にある神様は「内神様(うちがみさま)」「分け御霊(みたま)」と言ったりするのですが、聞いたことありますか?

人は神様の一部なんですよ。

 

 産土の神座(うぶすなのかみくら)

神さまのはたらきがあらわれる場を「神座」と申し上げます。

八幡神社には、八幡の神さまが 神座を置いてはたらいておられます。

そこへ、その土地と土地に住む人々を守るという産土のはたらきが加わると、八幡の神座に産土の神座が添えられて八幡神社が産土神社としてのはたらきをあらわすのです。

 神社は神社でも、そこに土地を守るはたらきがあるかどうかで、産土神となるか、ならないかの違いがあるようです。

 

そして、なんと産土の神は、日本だけでなく諸外国にもいらっしゃるそうです。

ただ日本でいう、土地を守る神社がないため、しかたなく、人々が集まる寺院やモスクなどに神座を置くことがあるそうです。

驚きですね。

ですので、産土神は宗教を超えたとても大きな存在だと思います。

 

次回に続きます。

 

 最後まで読んでいただいてありがとうございます。

みなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。

父母産土の神に感謝します。

命をありがとうございます。

 

ブログにまとめきれないお話がまだまだあります。

ぜひ読んでみてください。

親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神

親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神

 

 

Kindle Unlimitedの3つのメリット

1 30日無料体験ができる
2 30日以内に解約すればお金がかからない
3 30日で10冊以上読めるかもしれない

 

いのちのバトン ―初めて出会う相田みつをのことば (角川文庫)

いのちのバトン ―初めて出会う相田みつをのことば (角川文庫)