📖🌸花咲かおばさん🌸のいくらまる (id:ikuramaru) です。
今日も神様関連の本のご紹介です。
本のタイトル:神様が教えてくれた幸運の習慣
本を書いたのはどんな人?:田中恆清(たなかつねきよ)さん
1944年生まれ
神社本庁総長
石清水八幡宮 宮司
どんなことが書いてあるの?
本書では、身近にありながら意外にしられていない神道の考え方、日本人の心の拠り所(よりどころ)を解き明かしています。
この本を読まれて、日本人の生き方の中に八百万(やおよろず)の神々が密接に関わりあっていることを知っていただき、日本の歴史や文化、伝統に誇りをもっていただくための良き機会になれば、幸いです。
心に響いた言葉、5選!
①どんなに深い漆黒に包まれようと、明けない夜はない
苦しいときの神頼みでよい。
闇の出口がきっと見つかる。
②それぞれが自分のできることをする
万能の人はいない。
自分ができることは頑張り、できないことは上手な人に助けてもらう。
③二度とない「今」をひとつずつ積み重ねながら生きる
一生はその連続
大切なのは、今生きている瞬間を精いっぱい生きること。
嫌なことから逃げていてばかりでは幸せになれない。
④おむすびは、稲魂と母の愛情を結ぶ、日本の伝統食
「結び」の力を大切にしてきた日本人。縁結びだけでなく、おむすびにも深い愛情と思いやりの心が込められている。
おむすびをむすぶとき、手のひらに塩をとります。これには味付けのためでなく、お清めの意味もあり、またお米には稲魂(いなだま)という心霊が宿っているといわれています。
手のひらはもっともエネルギーが集中する場所ですから、そのエネルギーと母親の愛情をぎゅっとおむすびに込めるわけです。
これが転じて、子どもを大切に育てることを「手塩にかける」というようになりました。
⑤願い事の半分しか叶わないのは、「今回はこれで辛抱しなさい」という神の意思。
願い事が叶わないからといって嘆くのではなく、自らを省みるのが大事。
清く正しい心で神様と向き合ってこそ、祈りは通じる。
感想・まとめ
伊勢神宮では、天照大御神をはじめとする神々に朝、夕のお食事をささげることを、千五百年間欠かすことなく毎日行われているそうです。
お供えものはすべて自給自足、食器や衣服もすべて材料から作り奉納しているとのこと。
二十年に一度はお社を立て直すため、衣食住すべてが神事であり、歯を磨くのも、お風呂に入るのも、顔を洗うのも、禊(みそぎ)、おむすびも神道につながっている。
もうすべてが神様とつながっているんですね。
神社でお祓いや祈祷を受けるときに納めるお金のことを、「初穂料」というのは、最初に収穫したお米を、神様に感謝を込めてお供えしたことに由来するそうです。
また、稲は「命の根」だからイネと呼び、その命の根に「込められている」実を米と呼ぶようになった説があるそうです。
昔の「氣」という字には米が入っています。
米は本当に重要なものだったんだなと思います。
最近はパンを食べることが多くなり、米を食べる機会が減りました。
娘に、「お米には一粒一粒に神様がいるらしいよ。」と話したら、いつも以上にきれいに食べてました。
【おむすびのエピソード】
親戚みんなで集まったとき、なんとなく「死ぬ前にどんな料理を食べたいか?」という話題になりました。
それぞれ高級料理店の料理などを言い合っていたら、娘さんが「お母さんの作った塩むすびが食べたい」と言ったのです。
それを聞いたお母さんは思わず泣き出してしまったそうです。
自分のかけた愛情がちゃんと伝わっていた証拠ですね。
こどもっておむすび好きですよね?愛情を感じているんでしょうかね。
今朝も、息子から「塩おむすび作って」と言われたので、いつもはラップを使ってしまうのですが、手を洗って、お塩をつけて、心を込めて作りました。
日本は八百万の神々というだけあって、すべてが神様とつながっているんだなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。
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