🌸花咲かおばさん🌸のいくらまる (id:ikuramaru) です。
- 本のタイトル:この世界の私をそこから見たら
- 本を書いたのはどんな人?CHIEさん
- イラストを描いたのはどんな人?のぶみさん
- どんなことが書いてあるの?
- 心に残った言葉5選!
- 感想・まとめ(この世界の私をそこから見たら)
本のタイトル:この世界の私をそこから見たら
かわいいイラストに惹かれて読んでみたら、死後の世界のお話でした。
おばあちゃんの話を聞くうちに、生きる力が湧いてきました。
本を書いたのはどんな人?CHIEさん
14歳のときに交通事故の影響で記憶障害を経験し、その頃から人のオーラや目に見えない世界を見るようになる。
大学在学中に「スピリチュアル大学生」として多数メディアに出演。
イラストを描いたのはどんな人?のぶみさん
1978(昭和53)年 東京都生まれ。
絵本作家。
2015(平成27)年「ママがおばけになっちゃった!」が60万部を超えるベストセラーになり話題になる。
どんなことが書いてあるの?
この世界には「あなた」が不可欠で、「あなた」という視点からでしか見ることができません。
しかし、視点を少し変えてあなたを「そこ」から見たら、見えていなかった世界が見えてくると思います。
「あの世」からこの世を見たら・・・
「亡くなった人」からあなたを見たら・・・
今いる世界、今のあなたはまた違って見えてくるでしょう。
親元を離れ、幼い頃からおばあちゃんと一緒に暮らしていた主人公だったが、おばあちゃんが亡くなってしまう。
おばあちゃんがそばにいないと、なにもかもすべてがうまくいかないと悩んでたら、しんだはずのおばあちゃん登場!
一緒にあの世へ行き、魂について、生きることについて、おばあちゃんが優しく教えてくれるという不思議なお話です。
心に残った言葉5選!
①
人間はね、みんなこの世に生まれる前に、育つ場所や時代、性別、どんなことを経験するか、死ぬタイミングまで自分で選んで生まれてきて、そのとおりに生きているんだよ。
だから今、そこにいることも含めて、すべてのねがいが叶っている。
不幸なことなんて何一つないんだよ。
②
本当の望みと違うことをするとたましいは痛むんだ。
痛みや違和感は、そうじゃないよって知らせてくれるサインなんだよ。
③
人間は死んだら霊的体験をするってよく言うけど、あれは間違いだ。
本当は霊的存在が、人間体験をしているんだ。
お前さんのたましいが、お前さんの肉体に入って、体験していただけのこと。
この世は仮の世。
自分を試す場なのさ。
④
やりたいことをやるためにはまず、やりたくないことをやめることからさ。
やりたくないことをやらないっていうのも、やりたくないことの一つだろう?
⑤
お前さんがこうなりたいって一度目的地を決めたら止まろうが何しようが必ずそこへ辿り着くようになっている。
たとえ道をそれて遠回りしたとしても、そのときはそのときでまた道が出てきて、目的地は変わらないんだ。
だからそんなに怖がる必要もない。
お前さんは安心して、導かれるように生きていたらいいのさ。
感想・まとめ(この世界の私をそこから見たら)
すらすらと一気に読めました。
おばあちゃんがとっても優しくて癒されました。
人生につまづいて動けなくなってしまった私のような人に読んでもらえるといいなと思います。
もともとが霊で、体験するためにこの世に生まれてきたと考えると、少し楽になりませんか?
小さい女の子が事故にあって死んでしまって、お母さんが泣き続けているのを見て、あの世にいる小さい女の子が「ママをたすけて」と主人公に頼むんです。
主人公は怪しまれないように、お母さんに声をかけて、女の子の気持ちを代弁してあげるんです。
「メイちゃんは、お母さんの中に生き続けています。メイちゃんの人生を不幸にするのも、幸せにするのも、これからのお母さん次第ですよ。」
私も、初めての子を亡くしたので、このお母さんと同じように泣き続けてました。
その時の気持ちがよみがえり泣きながら本を読みました。
「あのとき、もしかしたらそばにいてくれたのかもしれない」と思いました。
私たちは、あの世で「人間の世界で○○を体験したい」と思って、シナリオを考えて、この世に生まれてくる。
精いっぱい生きて、体験したら、あの世に戻る。
あの世に戻ったら、さらに別の体験をしたいと思って、またシナリオを考えて、この世に生まれてくる。
その繰り返し。
だから、不安になったり、悩まなくていいんですよ。
体験しにきているだけだから。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
みなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。